頭痛いろいろ       

 頭痛と一口に言っても、いろいろあります。
 生命にかかわるものは少ないのですが、一応専門医の診察を受ける方が良いでしょう。
 一般的な頭痛を説明しましょう。             

筋緊張性頭痛

 肩こりなど、血行が悪くなった時に起こる頭痛です。
 片頭痛とは逆の場合ですから、お酒を飲んだり、お風呂には入ると痛みが治まります。
 この頭痛は、何でも自分でやらないと気のすまない人、あれこれ考えすぎて眠れない人、いろいろ苦にして落ち込む人に多く見られます。

後頭神経痛

 後頭部に点で痛みを感じたり、髪の毛をさわるとピリピリするような痛みを感じます。
 頚椎 (首) から伸びている神経の 「神経痛」 です。
 神経痛なので、突然痛み始めますが、痛みはあまり持続しません。
 首を捻挫したりするとよく発症しますが、長時間首に負担をかけるような姿勢をしていたり、寝違えをした時などにも症状が現れます。

片頭痛

 普通、頭の左右どちらかが痛くなるので 「片頭痛」 と言います。
 これは血行が良くなって、脳の組織が刺激されて起こるものです。
 お酒を飲んだり、お風呂に入ったりすることで血行が良くなった時に起こります。
 脈拍に合わせて、ズキンズキンと痛みますが、前触れとして、視野に黒い斑点が見えたり、頭痛と同時に吐き気や嘔吐をすることもありますが、「血管収縮剤」 で症状を抑えます。

 

 それでも頭痛は、たまにですが、大変危険 なものもありますから、素人判断で対処するより、念のために 「専門医の診断」 を受けることをお奨めします。